JUST ONE WORLD PROJECT

【JUST ONE WORLD PROJECT 】
幼少期を過ごした、いわば第二の故郷とも呼べるアフリカ。一人のアーティストとして、何かできることはないだろうか。そんな思いに耽るたび、目に浮かぶのは、物乞いをするストリートチルドレンの姿だった。そして20年前の彼らと音楽を奏でたいと願った強い思いが再び込み上げる。

彼らは空腹に耐えるためにシンナーを吸い、時には子供兵として連れ去られ、戦場で武器を持たせられる事もあるという。

シンナーや武器を楽器に変えたい。
日本に眠る使われていない楽器をアフリカに持っていき、彼らと音楽を通じて文化を共有したい。その中から、いずれプロフェッショナルなアーティストが生まれたらどんなに素敵な事だろうか。。

【アフリカのストリートチルドレンが奏でるジュニアオーケストラへ設立へ】

ケニアという国は、なんといっても言葉を失う程の大自然、人は皆おおらかで、国全体を包むゆるやかな空気感。生まれ育った熊本にはない光景は、ただただ衝撃の連続だった。一方で、自宅を囲む電気フェンス、門番にはシェパード犬、ドライバーに守られての通学、日本大使館の無線から流れてくる事件の数々……幼いながらに治安の悪さを肌で感じる日々でもあった。屋外での遊びは禁じられ、自宅でできる唯一の遊び道具として手に取ったトランペットを、ひとり黙々と吹き続けた。

そんな生活を送る中、とくに強烈な衝撃を与えたのは、通学のため車に乗る僕に向かって手を伸ばし、物乞いをする同じ歳ぐらいのストリートチルドレンの姿だった。彼らと一緒にサッカーができたら、共に音楽を奏でられたら、どんなに楽しいだろう。そんな事を考えながら過ごした日々は、記憶に深くしっかりと刻まれていった。

帰国以降、これまで二度、自身のバンドメンバーとともにケニアを訪問。ストリートチルドレンを集め、生ライブを行った。

彼らにとっては、初めて出会う言葉も通じない僕ら。はじめは緊張した面持ちだったが、ライブが終わる頃にはラララの大合唱が沸き起こった。

「僕もミュージシャンになりたい!」そんな夢を語ってくれる子どもたちのキラキラと輝く瞳は、〃音楽は人と人を繋ぐ魔法”だということを教えてくれた。

そんな新たな願いが芽生え始めた頃、東京タワーの麓で「赤い月珈琲」東京店 代表 吉永氏と出会う。アフリカにかける思いに共感してくれた吉永氏とともに、今後に向けたアクションのひとつとして、「赤い月珈琲」とのコラボコーヒーをつくる。アフリカ豆を使用したオリジナルブレンドコーヒー「スピリット オブ アフリカ」が生まれた。「JUST ONE WORLD PROJECT 」と題し、「スピリット オブ アフリカ」の売上げの一部 を、アフリカ演奏ツアー、アフリカの子どもたちへの楽器提供をはじめ、チャリティー活動の支援金にあてる。

過去の活動の様子はコチラ↓

https://readyfor.jp/projects/justoneworld


【Immanuel Orchestra 田尻大喜チャリティーlive〜タイのスラムのオーケストラ〜】

子供達を貧困、ドラッグから音楽を通して社会自立を図ろうと2003年から活動しているイマヌエルオーケストラはバンコクのクロントーイ地区にあるタイ最大のスラム街で活動する青少年オーケストラです。

今回加古川成子さんとの出逢いがあり、JUST ONE WORLD PROJECT の一環でチャリティーliveを開催して頂きました。

子供達の瞳はみんなキラキラ輝いていて、一緒に最高の笑顔の時間を過ごすことが出来ました!

人種も年齢も言葉も、何の壁もなく心を通わせる事ができる音楽は魔法の様なものだと、改めて実感しました。

この秋にImmanuel Orchestraの皆様は日本ツアーを開催されます。

なんと!そのテーマソング「SHINE FOR YOU」の作曲を任せて頂くことになりました!

【ネパール 文化友好親善大使、名誉市民に任命】

2022年  ネパール ブンガマティー区 文化友好親善大使、及び名誉市民に任命される。

音楽を通して世界の友好の架け橋となるように励みたい。